北野緑生園

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原風景再生②

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赤松の植生土壌は肥料分の少ないボラ石系という所を非常に好む。軽石溶岩石系の水分を透しやすい成分で、赤松と溶岩石は自然と繋がりがある関係だ。
荻野氏は赤松を数多く選んだ後に次は溶岩石を選びに採石場に足を運び込んだ。
写真は樹海の様な雑木の森を伐採したその下にある巨大な岩石の塊が溶岩石の原石である。
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高さ10メートル超の大昔にマグマの冷えて固まった岩石の塊をユンボのアイオンで一気に砕く。表面に面した岩石は空気にされされ黒いが中の岩石はマグマの赤色が残っている。写真の天然苔の乗った溶岩石は味わいがあって雑木との色合いがこれもまた良い。
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荻野氏は溶岩石の砕いたエッジの鋭く尖ったものをどう使うかイメージがあり、鋭い目付きで無口になり現場は静かな緊張した時間が流れる。
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荻野氏は今回改めて使える物が確かめて良かったと感想を頂いた。頑なに規格寸法を優先して樹形には余りこだわりが無いランドスケープ設計より、自分の思想を持ち、植生、土壌、経年変化する年間管理を考えて、何よりのクライアントの気持ち良さを忘れずに考えていることを荻野氏は最優先しているのが僕自身感じる事が出来たので収穫のある行動だった。これから将来やり甲斐のある仕事が多いので僕もより先を目指し頑張ろうと思う。関西はまだまだ熱いぜ。
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余りにも気持ちの良い大地を歩くと誰でも笑顔が自然と出るはずだ。

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そう思いつつ常緑の使える樹種を探しているとこんな物を見つけた…。
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高さ2.0メートル位の所に物凄い力で引っ掻いた爪痕だ…。しかも木の表皮は今さっき剥がれたようだ。冬眠前のこの山中、人の気配が無い場所なので、写真の状況は全員先程の笑顔が消え去り、無言で静かに早足で車に戻る所だ。IMG_5309
ツキノワグマは置いといて、これから材料のシーズンインと言えるので来年に向けてさらなる努力が必要だと思う!