北野緑生園

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この時期になると、私の所のオリーブが元気が無い⁈と言う問い合わせが結構多いので、今回も季節ネタとしてblogに書かせていただきます。
全体に枝枯れが多い原因は先ずオリーブゾウムシが挙げられ、木の皮に穴を🕳けて入って越冬して穴から木屑を出しながら食害して、春先からドンドン大きくなり7月〜8月には鼻先の長い硬い甲冑の成虫へと変わり樹勢を弱らす。
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こうやって自作の道具で一つ一つ食虫害を受けた所を丁寧に取り除きます。そして専用薬液を散布して乾いた後、樹勢が元気良く根が張るように埋め戻すのが大事です。
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棒の先にある穴が窪んでいる所はゾウムシが大きくなっていた穴で、オリーブの硬い形成層でもゾウムシは軽く侵食してしまうのがこの虫の厄介な点だ。
全ての幹の穴をほじくり返し消毒をしないと手遅れになり枯れ死してしまうのがオチだ。侵食された樹皮を綺麗に削ぎ落としトップジンを塗布して乾燥を防ぎ新しい樹皮が戻るようにする。7-8月は猛暑でついつい見過ごしてしまうので、気を引き締めていきたいです。
次からは衝撃の写真を見て頂きます…。結構グロいですが、よく見て下さい。

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最近オリーブの葉っぱが枯れて、枝枯れが増えて目立つ様な?緑の葉っぱが散ってしまう⁈

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なんか元気が無い。これはおかしいぞ!とオリーブの根元を見ればこの様になっていた‼︎

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樹高5-6mの大きなオリーブでもゾウムシの侵食をもろに受け枯れかかっています。このままでは時間の問題です。ではゾウムシが一体何匹いるのかと言うと、
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推測して最低10-20匹は、1本のオリーブの中にゾウムシがいる。処置をすれば
気持ち悪い位ウヨウヨ出て来るのが見て取れる。こんなにいる‼︎と呟きながら
作業をしないといけない。
じゃあこれでこのオリーブはもう戻らないか?と問われると答えは大丈夫。オリーブだからこそ、ちゃんと処置をすれば戻ります。但し冒頭の写真の通り、正しい丁寧な作業をしないと此れでは枯れてしまいます。業者の中には売り急ぐキーワードで、やれオリーブの古木を大量に輸入しましたとか、樹齢何百年の年代物が入りましたとか…。そのキーワードの発信もいいけど後のお客様の事も大事にして行って(後のメンテナンスがとても大事な事を言って)あげてほしいと僕は思いますね。実情として、少ないでしょう…
これはプロが長く土やハサミを実際に触らないとわからない経験です…。
だからと言って僕が高慢に言っているのでも無くて、もっと生き物に愛情を注いでほしのです。少しの知識でもいいので気にかければ、必ずオリーブの価値は上がりますので、お客様の所のオリーブの木がメンテナンスが少し気になるとか?価値を上げるには?とか、あればメールにてお問い合わせ下さいませ。ヒントが見つかれば幸いです。
オリーブは大きい小さい関係なく、必ず幸せになる木なのは、僕が世界を見て歩きこれは間違いはありません。
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